

元よりエンリルたち「大いなる神々」アヌンナは、人間より遥かに大きな体躯を持つ種族でした。それが地球での重力の異常増幅により世代を経るごとに小型化していき、「小さな神」イギギと人間という亜種が生まれたのです。


アスタロトはそんな種としての生命力も低下していったアヌンナの最終世代で、生まれながらに生殖機能を持っていませんでした。滅び行く種族の最後の個体であるがゆえに、自分たちから派生した未熟な種族である人間に託す決意をしたのです。


一方エンリルは、アヌンナの世界に残っている唯一の賢者の石とエリクシルの力を用いて不死者ジウスドゥラになる計画を進めていました。その計画を阻止する際、アスタロトを愛していたドゥムジが彼女に永遠の命を与え、人間の未来を見守るように言い残したのです。

コメント
とりあえずマシな終わり方をしただけでも良い方だな( ・ω・)